予約日時に合わせてわたしたちは受診に行きました。
土曜日に受診に行ったのですが、待合室にいる患者さんの多さに圧倒されました。
めちゃくちゃ多い!
有名な病院だから…ということもあるのでしょうが、こんなに不妊治療を行っている人がいるとは驚きでした。
初診なので問診に色々記入をして、待つこと数十分。
診察に呼ばれました。
穏やかそうな男性の医師です。
「まだ妊活始めて1年経ってないみたいだし、不妊とは言えないけど検査はしておこうか」
ということで私はエコー検査、主人は精液検査を行うことになりました。
経膣エコーで早速診てもらいます。
自分が医療従事者であっても、経膣エコーって少し恥ずかしいですよね。
慣れたら何にも思わなくなりましたが……
結果は特に問題なさそうとのこと。
検査を終えて待合いに戻ると、主人も検査を終えていました。
「なんかドキドキするね」なんてのほほんと待っていたら、割とすぐに診察に呼んでもらえました。
初めの診察では「大丈夫だと思うけど」的なニュアンスの先生でしたが、少し雰囲気が違います。
「検査お疲れ様でした。奥さんの方は今回のエコーで特に異常は見られませんでしたが、排卵がちゃんとできているか確認するために数日後にもう一度検査をしましょう。それから、旦那さんの結果ですが…」
さっと出された検査結果の紙を見てわたしも主人も固まりました。
「機械では計測できないくらい精子の数が少ないです。目視でなんとか動いている精子を観察できました。この精子の数では自然妊娠はほぼ不可能です。不妊治療をおすすめします。それから、一度男性不妊を専門としている病院に紹介しますので、そこで詳しい検査をしてもらってください」
なんとなく予想はしていました。
主人もそうだったのでしょう。
でも、思った以上によくない結果でした。
そこからは実際にどのような治療を行なっていくのかの話になりました。
不妊治療にはいくつかのステップがあります。
まずはタイミング法。それから排卵誘発法、人工授精、体外受精、顕微授精とステップが上がっていきます。
主人が高度精子乏症だとわかったので、顕微授精が適応だと説明を受けました。
顕微授精は、顕微鏡下で直接卵子に精子を注入して受精させます。
その後に受精卵を体内へ戻す方法です。
生殖補助医療(体外受精・顕微授精)を受ける人には合同説明会があるようで、そちらを受けてからではないと実際の治療へは進めないようで、合同説明会と検査の予約をとって帰りました。
不思議とわたしは不妊治療が必要だと言われてもショックを受けませんでした。
不妊治療を行えば、赤ちゃんができるかもしれない!
どちらかというと「希望」が持てました。
でも原因が自分にあると知った主人は違います。
すごく落ち込んでいました。
「子供ができないわけじゃないんだし、これから治療頑張ろう。日本の医療は進んでるんだよ。一昔前だったら子供ができなかったかもしれない。でも今は違う。方法があるんだから、やらなきゃわからないよ」
主人はわたしの前向きな言葉に救われたと言っていました。
うまくいかないかもしれない。
でも方法があるのなら、やってみるしかないやん!
こうしてわたしたち夫婦の不妊治療が始まりました。

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